機械・技術用語
ノックダウン(KD)方式
ノックダウン方式とは、部品または半完成品の状態で輸送し、現地で組み立てる生産・物流の方式のことをいいます。主に自動車の生産や家具の配送などで採用されています。例えば、家具販売のケースでは、ノックダウン方式で配送し、販売事業者側が現地での組み立て作業までサービスする販売方式と、消費者が自ら組み立てる販売方式があります。
メリット:海外に輸出する場合、完成品よりも部品の方が関税にかかる費用が安くなるケースがある。完成品を輸送するよりも積載効率が高くなり、輸送コストの低減が可能。
デメリット:組み立てにかかる生産性や品質の均一化が難しい。