環境・物流用語
モーダルシフト
モーダルシフトとは、貨物や人の輸送手段の転換を図ることで、具体的には自動車や航空機による輸送を鉄道や船舶による輸送で代替することです。日本では1991年4月から運輸省(現国土交通省)が推進しており、海外でも同様の取り組みを行っている国があります。
モーダルシフトにより、
・ 省エネ効果
・ 交通渋滞の緩和
・ 排気ガスによる大気汚染・酸性雨の削減
・ 二酸化炭素排出による地球温暖化の防止
・ 交通事故の防止
・単位輸送量当たりの労働力不足の緩和
などが期待されています。またカーフェリーにより、トラックそのものを航送する方法も利用されています。鉄道に比べて輸送時間はかかりますが、トラック輸送するよりも単位輸送量が大きく、トラックごと運ぶため荷の積み替えの時間と手間が省けます。モーダルシフトへの工夫の一つに『一貫輸送専用パレットやコンテナの導入』があります。
プラダンのヤマコー®の商品「オリウス®」は樹脂製パレットとの自在な組み合わせができ、パレットと一体化している折りたたみコンテナなので、モーダルシフトへの実現に大きく貢献することができます。