環境・物流用語
一貫パレチゼーション
パレチゼーションとは、荷物をパレットに積付けし、そのままの荷姿で輸送機関に積み込み、輸送、および荷降ろしを行う方法です。パレットとは荷物の輸送や保管、積替え作業のために使用される「すのこ」のような台のことです。
従来は原料メーカーから加工メーカーへ、加工メーカーから配送センターへ輸送する際は異なるパレットを使用していましたが、一貫パレチゼーションでは全て同じパレットを使用します。一貫パレチゼーションでは、フォークリフトで荷物をパレットごと積替えできるので、人員の削減、作業時間の短縮※デポ:規模が小さい倉庫、小型の配送拠点、または商品の一時保管所しかし、以下のようなデメリットもあります。
・積載効率
・保管効率の低下
・パレットの紛失や回収のコスト
これらを改善するためにパレットを共用制にしようという試みがあります。
プラダンのヤマコー®の商品「オリウス」は、樹脂製パレットとの自在な組み合わせが可能な、パレットと一体化した折り畳みコンテナですので、一貫パレチゼーションなどの物流の効率化に大きく貢献することができます。