機械・技術用語
押出成形(おしだしせいけい)
押出成形とは、トコロテンを押し出すようなイメージで行われる樹脂の成形方法のひとつです。プラスチックで、フィルムやシート、パイプなどのような長尺物を連続成形する方法が押出成型です。原料をスクリュ(またはプランジャ)で加熱シリンダ(バレル)内に送り込み、加熱流動化させ、先端のダイ(原料を通過させる断面穴を持った金型)を通過させて形を作り、出てきたものを水や空気で冷却して固化します。
ダイの形状によりフィルム、シート、パイプ、プロフィル(異形材)などさまざまな断面形状の成形品をつくることができます。