環境・物流用語
架橋(無架橋)
架橋(かきょう)とは、高分子同士が化学結合で結ばれる化学反応のことを指します。高分子同士が化学結合で結ばれると、高分子同士がほどけなくなるため、柔らかかった高分子は硬化します。そのため、架橋させたものは硬く丈夫になります。逆にその化学結合を行わないものを無架橋と言います。架橋したものと、無架橋のものの大きな違いはその生産性です。
無架橋タイプは原料単価、原料から発泡させる段階においても合理化が進められているので、架橋タイプのシートより安価で出回っています。ただし無架橋タイプは、架橋タイプと比べて安価な分、耐候性、強度、表面の平滑性が良くない為、架橋タイプとは使われる用途が異なります。