孔版印刷 | 株式会社ヤマコー 公式

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機械・技術用語

孔版印刷

孔版印刷とは、版にインクをつけて印刷するのではなく、版自体に穴をあけてそこからインクを擦り付ける印刷方式です。身近なところではプリントゴッコが孔版印刷の技術を使ったものです。

孔版印刷には謄写版印刷やシルクスクリーン印刷という印刷方法があり、現在ではシルクスクリーン印刷が主流です。(孔版印刷は、凸版、凹版、平版とともに4版式の一つに数えられます。しかし、他の3版式とは違って一般商業印刷ではほとんど用いられず、特殊な印刷や軽印刷の分野で多く使われています。)

また、孔版印刷は他の印刷方法では困難な曲面印刷が可能で、成形済みのものにも印刷が出来るため、様々な容器や衣料品に用いられています。筋目のあるプラダンの印刷にはシルク印刷が適しています。実際に絹を使うことはあまりなく、ナイロン・テトロンなどの繊維あるいはステンレススティールの針金などで織ったスクリーンの目を利用します。