鋲留め(鋲打ち)加工 | 株式会社ヤマコー 公式

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機械・技術用語

鋲留め(鋲打ち)加工

鋲留めとは、プラダンシートを箱状に組み上げていく際、接合部分の一部に鋲(樹脂・金属)を打ちつけていく加工方法です。固定する行為はかしめるともいいます。現在は固定の加工方法として、「鋲留め」と「熱溶着」と「超音波溶着」の3つの加工法があります。「鋲留め」はコストが安く、丈夫かつ見た目が綺麗に仕上がります。

鋲留めに使用する鋲の種類として、「樹脂鋲(樹脂リベット」、「金属鋲(金属リベット」の2種類があります。「熱溶着」はA式のみに使用できる加工法で、接合部分全体を溶着させる加工方法です。鋲を使用しないためゴミが出ず、廃棄時の分別も不要ですがA式の形状でしか加工することができません。

「超音波溶着」は金属鋲で止めるように接合部分の一部のみを固定する方法です。超音波で樹脂を溶かして溶着するため、ゴミが出ず廃棄時の分別が不要でA式以外の形状にも使用できますが、仕上がりは金属鋲留めの方が綺麗に仕上がります。

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